UPLINKERS Live @ Blue Note New York
November 24, 2002

HEAR THIS!!

SHIRO SADAMURA (Electric Violin)
ETIENNE STADWIJK (Keyboards)
KIRK DOUGLAS (El.G)
GBATOKAI DAKINAH (El.B)
VIC BAROCAS (Drums)

【Live Movie Files!!】
〈ご注意〉Windows Media Playerでも.mpg、.movを再生することができます。見られない場合、きちんとインストールして拡張子の定義づけを行なってください。

1(1.3MB) .mpg
セットはじめにイントロダクションとしてのソロを弾く。

2(1.3MB) .mpg
心地よくシンプルなグルーヴの上にキーボードの ETIENNEが載せたコードで即興。

3(1.5MB) .mov
人間の聴覚って一体どういう作用を脳に促しているんだろう。パルスだけだと、ちょっとしたダイナミクスの働きで音は螺旋(らせん)を描き出すように感じる。音の動きが変化/時間の観念を生み出す。ストーリーではないけれど。

4(1.7MB) .mov
GBATOKAI と VIC はここ何年か DRUM'N BASS のユニットを組んでいたらしいが、今回はグルーヴの種類にこだわらず「なんでも OK 」状態にしていた。でも気持ちいいんだから仕方がないか。


 
「おう、どう最近?調子の方は」
「まあねー、寒くなってきたよねー」
「今日は雪が降るらしいよ」
「へぇー雪か.... 。俺さあ、ーーーー」

例えばひとが5人いて会話を始めるのに、何か台本が必要でしょうか。
何か意味のある事を喋ろうと、あるひとは前日までに
一生懸命本を読み、新聞を読み、何か話題を探してくる。
それも準備としていいかも知れない。

でも準備はともあれ、話す共通の言語を既に知っている5人の
台本の無い会話は、少しだけ『即興』と似ている気がする。

もちろん話題の核心/本質へ行き着くまでには、
お互い取り払わなければならない物があるかも知れない。
でも全て取り払ってしまうのが良い事なのか、
いきなり核心に切り込んで行くのが良い事なのか、
あるいは会話に加わるのか、黙っているのか、
それはそれぞれの感覚に導かれる選択だ。

そのひとの本質、あるいは問題の核心へ到るには、
いろんなプロセスがあって、それはそれぞれ皆違うし
相手や状況によっても左右される。

『いい音』を出す『いいセンス』を持ったミュージシャン達が集まって、
奏でる言語/文化は違っても、自分の持った音で最高の瞬間を『選んで』ゆく。
そういう『即興』を模索している。
譜面がある無いは、全く問題じゃない。


新生! UPLINKERS 2002


KIRK DOUGLAS(GUITAR) & GBATOKAI DAKINAH(BASS)


GBATOKAI(BASS) & VIC BAROCAS(DRUMS)


SHIRO & ETIENNE STADWIJK(KEY)



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